ペルセポリス個人的名シーン
ペルセポリス [DVD] |
もともとはテーマに惹かれて映画を観に行きましたが、今までに見たことのないレトロな感じのアニメーションと切なくそれでいてどことなく温かいこの作品のなんとも言えない懐かしさが忘れられず漫画とDVDを購入しました。内容はと言えば主人公マルジの半生を描いたものです。イランの内政や戦時下の状況など、面白いといえば面白いのですが、何とも言えないレトロな感じがこの作品の魅力だと思います。あとこの人の家は信じられないほどの金持ちです。なのであまりリアルな戦時体験ではないです。 |
ペルセポリス-オリジナル・サウンドトラック- |
フランス製作のイラン映画『ペルセポリス』のサントラ。
オリエンタル風味を排除して、普通に情感豊かな劇伴になっているので 「イランぽさ」を期待していると面白みに欠けるかもしれませんが、 普遍的な音楽を目指した──これは監督の要望なんだそうです。 本編では意図的に「音痴」=「パワフル」に唄われていた『アイ・オブ・ザ・タイガー』(20曲目)ですが、 このサントラで聴くと、普通にフレンチポップで、すごく耳に馴染みます。 しっとりしていて、いい感じです。 オススメです!!! |
ペルセポリスI イランの少女マルジ |
映画を見て、もっと詳しく読みたくなり購入しました。イランが革命や戦争に突入する現実世界、その中でも息抜きもするし、反抗もするという主人公の周りの人々。留学中の主人公が直面するイランの倫理観とヨーロッパの日常のギャップ。戦争や革命を題材にすると、ひどく硬派になりがちなところ、主人公の弱さや、娯楽に流れる人間らしさもそのままに表現しているところが、今まで遠い国だったイランを、少し身近に感じさせてくれました。もちろん、主人公は王族の子孫で、裕福な家庭で起こった事を描いていますので、イラン全体を表現しているわけではありません。
絵もとてもすてきです。白黒にすることで、敢えて、エスニックっぽさを消して、戦争や宗教を超えて、人間として共感しやすくなっていると思います。 |
ペルセポリスII マルジ、故郷に帰る |
イランでのイスラーム革命から逃れ、外国に移り住んだ後、再びイランに戻ってきた作者の14歳〜25歳が漫画で綴られている
イランでの生活のみを描いたもう一冊の「ペルセポリス1」とは違い、 前半はイスラーム革命ではなく、彼女の外国での外国人の友達との生活や、堕落した日々などが描かれている。 後半は、子供から大人に成長し、また時代も経ったイランの革命後の生活を成長した彼女の視点と立場から描写。 ある日、彼女が革命防衛隊に検挙されないように、何の罪もない男性に罪をなすりつけ、それを笑いながら祖母に報告したのはがっかりする場面だ。 両親から裕福な生活を与えられた少女時代と外国に住んで薬に浸った堕落した思春期時代、色々なことを経験した彼女なのに、そういうことを平気でやるとは・・・という気持ちから。 そういうことや、数年はイランではなく外国に住んでいて当時のイランで生活をしなかった部分を含めると、 これは読みやすいイラン情勢の紹介本だが、彼女自身の視点も大いに加味されているので、それを鵜呑みにしてイランはこんな国なんだ。と思い込まずに、 イランを紹介をする一つの本、又、作家の視点からマルジャンという女性の半生を紹介している本と両方思った方が良いと思う |
ペルセポリスから飛鳥へ―清張古代史をゆく (1979年) |
1 レオナルド・ダヴィンチを思わせる
旺盛な探究心に、驚きを覚える。 2 デッサンも正確である。(分陀利華) 3 ペルシアの奥の深さを感じた。 4 なお、ラムサールって、あの条約の。 5 法隆寺の天蓋の説明も巧みである。 ジッグラト(起源は、BC4000年頃?)やピラミッドは、今日では、宗教的な意義が強調されている。 しかし、当初は、。洪水等の災害の際の避難所(柱)だったのでは。「法を島とし」 また、戦争等の物見矢倉(目)だったのか。 さらに、のろし、伝書鳩等の情報伝達手段(船)でもあったのであろうか(太陽の船)。 6 また、エジプトでは、七月の青いスイレンは、避難の合図だったのか(没在於苦海、 光)。ナポレオンは、ジョセフィーヌに、青いバラをプレゼントできなかったので あろうか。 |