Geddy Lee Interview





Moving Pictures
私の原点です。最初から衝撃・・・TomSawyerの驚くべき陰湿感と抑揚。そして超絶テクニックで奏でる変拍子の数々。続くRedBarchettaのメロディとポップさに圧倒。3曲目YYZの冒頭はモールス信号で「Y,Y,Z」と奏でています。おかげでリズムは5拍子、そして13拍子へと発展します。中間部のドラムとベースの掛け合いはまさに芸術。(ライブ版「Exit...Stage Left」ではこの曲でニール・パートの神業ドラムソロが聞けます。)Limelightはシングルヒットでビルボード上位(ベストテンではありませんが)につけるなどのヒット。CameraEyeはポップで風刺な超大作。WitchHuntはこのあとにリリースされた「Signals」、「Grace Under Pressure」に含まれる「Fear」というトリロジー(三部作)の第3部。おどろおどろしい魔女狩りの恐怖を歌います。VitalSignsはポップだが悲しい曲。テクノを意識したわけではないだろうがリズムは単調だが音階は幅広い複雑な作品。夕方に聞くと寂寥感たっぷりの部屋を演出できます。

 

Rush
カナダのラッシュのデビューアルバムです。 彼らはアマチュア時代はレッドツェッペリンのコピーバンドだったそうですが、このアルバムにもどことなくZEPの影響が感じられます。 とりたててどうこう言うアルバムではありませんが、カナダの至宝ラッシュにもこのような時代があったんだと確認できる興味深い作品ではあります。 なお、ニール・パートが参加して不動の3人組になるのは次のアルバムからです。 ラッシュの進化していく様を追いかけたいなら、このアルバムから発表順に聴くのもありかもしれませんね。

 

Exit...Stage Left
かつてトリオバンドといえば、クリーム、BBA、ジミヘン、EL&P、ポリスなど、
いずれもハイテクを披露するバンドばかりでしたが、
何故かその多くが短命に終わっています。
そんな中で、RUSHがいまだ現役で進化し続けていることに驚きを隠せません。
このアルバムではライヴバンドとしての彼等の実力が分厚いサウンドで
いかんなく発揮されており、その堂々たる演奏ぶりはもはやこの時点での超一流ぶりを感じさせます。
発売時にはLPからカセットテープにダビングし、すれ切れるほどウォークマンで聴き込みました。
あれから実に25年も経過し、その間コンスタントにライヴ盤が発売されてきましたが、
いまだ輝きを失わない名盤です。
日本で彼等の知名度がもっともっと高くなってくれることに期待したいです。

 

Rush Geddy Lee 動画


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