超能力アニメ・始歌。
絶対可憐チルドレン 03〈通常版〉 [DVD] |
小学館・週刊少年サンデー連載/椎名高志原作の
TVアニメ「絶対可憐チルドレン」第7〜10話を収録したDVD3巻です 超能力レベル7を持つ薫、葵、紫のアクションコメディーの痛快さにご注目。 「ハヤテのごとく!」で暴走した川口監督の腕前とお遊び要素もまだまだ健在です (総合5.25/10点) 7th sence.「平々凡々!しばられたチルドレン」★★★☆☆5/10点 反エスパー団体の異常さを強調させ、普通の定義を曖昧にさせる 狙いが光ります。紫穂が言う「いつか大人になる」発言にはっとさせられました。 排除と虐待は表裏一体。子どもらしさと大人の振る舞い、忘れていませんか? 8th sence.「兵部京介!あ、出ちゃったの?」★★★☆☆5/10点 見た目は美少年、しかし中身はただの好色爺さん。 なんだか風のように捉え所がない人ですね。エスパーを抑制する 現体制とは逆に、その本質を引き出そうとする間逆の姿勢に注目です 9th sence.「容姿端麗!あたしたちがオトナに!?」★★★☆☆6/10点 視覚的錯覚による「大人」の行動とその実態に迫る。 一人半狂乱になって冷静を保とうとする彼の姿に爆笑でした。 OP,EDを加味した場面が好感触。前番組の二人の登場にも苦笑い 10th sence.「釜中之魚(ふちゅうのうお)!いそげバベル2」★★★☆☆5/10点 深海に迫る船体轟沈の危機。力押しではなく、3者3様作戦で魅せる脱出劇と またも催眠による皆本の危機で楽しく笑わせてくれます。微妙なパロと 遠回しなアダルト要素にも苦笑いの連続。規制を逆手にとった演出が巧い |
絶対可憐チルドレン 16 (少年サンデーコミックス) |
年月の経つのは早いもの、まあその分「アノ未来」に近付くことにもなる訳で、あまり喜んでばかりもいられませんが。でも、より大人っぽくなった3人を見ていると嬉しくなりますな。ホント、女の子はこの時期に一気に変わりますですね。
しかし地下で、裏で、秘密裏で色々と蠢いておりますなぁ……。そんな中でもブラック・ファントム絡みのそれが、一番不気味ですね。未来の薫の決断に最も影響を与えそうなのがこの組織、故に中学生になってからの薫達の新しいお友達も含め大いに注目ですね。 それにしても、椎名先生は相変わらずオタク関係への描写が的確だ……故にイタい……ぐっさりクル……読んでて厳しいーorz。でも面白いからいいですか、うん。薫達3人に、「オンナノコのホントウノトコロ」をまざまざと眼前に突き付けられて、ハートブレイクされるのがこの漫画のウリの1つだし(?) シリアス分とアダルト分が増し増しな展開に大いにワクワクしつつ、次巻も大いに楽しみです。 |
絶対可憐チルドレン 15 (少年サンデーコミックス) |
前巻に続き、薫とパンドラ女子軍の共闘エピと、皆本子供に還るのエピ全話。
重要な回が続きます。 薫は、愛されてきた子供だったことに気付き、そうではなかったエスパーの子供たちを救おうとします。この気付きは、エスパーとノーマルの種としての断絶まで気付かせてしまいかねないものであって、薫を成長させるとともにエスパーの聖母としての道を進んでいくことを予感させます。 皆本子供回は、これまで何かしら過去を振り返っていた皆本の過去との決着という側面と、置き忘れられた子供だった皆本を、薫達が救うという側面。明るい未来へ前向きに進もうという話になるはずなのですが、彼らの選択は悲劇への一歩でもあるという、このへん上手いなぁ。悲劇となるなんてわかりませんけどね! オーバーザフューチャーですから! 個人的に、この巻の兵部少佐大好きです。彼は自らの命を賭してまで、皆本と薫たちが共存できる世界を望みます。それが適わなかったときの表情、たまりません 次巻は中学生編です。停滞した子供の時間で楽しくわいわいという話は終わりました。 たぶん。知りませんけど(笑 |