大怪獣バラン 予告編
NHK名曲アルバム・ベストI~やすらぎの名曲ベスト30~ |
名曲アルバムという番組は時間も短いですし、別に意識してみる番組ではないのだけれど、テレビで放送しているとつい見入ってしまう。そんな番組でした。 最近クラシックのオムニバスを使ったヒーリングアルバムが流行のようですが、オリジナルを切り刻むだけでは効果は薄いと思います。 今、改めて聴いてみたのですが、心地よい編曲や演奏はさすがだと思いました。確かにオリジナルに手は加えられていますが、必要最小限といった形で気になることは余りありませんでした。私はこのあえて手を加えたことに、このアルバムの価値があると思っています。 MP3プレーヤーで通勤電車の中で聴いていますが、雑踏を忘れさせてくれるさわやかさがあります。 |
空の大怪獣 ラドン [DVD] |
空の大怪獣ラドンが阿蘇山から出てきて福岡で大暴れします。福岡市で生まれ育った私には特に印象の強い作品です。福岡市の中心部の天神が破壊されるシーンは圧巻です。最後にラドンは阿蘇山でミサイルで絶命します。このシーンがかわいそうですね。数ある怪獣映画でこれほど怪獣がかわいそうだと思ったことはありません。 |
大怪獣バラン [DVD] |
日本の風土に根ざした怪獣映画としては大傑作でしょう。おどろおどろしくて怖いです。金子修介版ゴジラがこの世界観を目指してましたがやはりバランの魅力には勝てませんでした。やはり時代の強みでしょうか。 |
海底人8823〔完全版〕【下】 (マンガショップシリーズ (200)) |
大映テレビ室黎明期の特撮の大傑作のコミカライズ。
テレビでは製作されることがなかった植物性異星人とのミステリアスな戦いや、アステロイド宇宙人と8823さん率いる海底軍との地球の存亡をかけたダイナミックな死闘は必見ですね。 もちろん、古い作品のため絵や物語における表現の古さはありますが、ただシリアスなだけではないどこかのんびりとした地球の危機は、その危機的状況に反して肩の力を抜いて見られる不思議な魅力を持っています。 考えてみれば8823さんは海底王国の(超人ではないという意味での)一般人なので、どこか身近な感じがするヒーローがのんびり地球を守っているという雰囲気をかもし出すのかもしれませんね。 「強くて、かっこよくて、どこか特別」というヒーローのステレオタイプと違い、「泳ぎは上手いけど格段に強いわけではなく、お世辞にもかっこいいとは言えず、住んでる所だけが特別」な海底人8823は、特にステレオタイプの多い黎明期の特撮ヒーローの中にあっては極めて異色で「特別」なヒーローであるように思われます。 |