シュレック トリプルDVD-BOX (初回限定生産) |
製品としての作られ方で星-2です。5作で完結予定なので最後にトリロジーボックスが発売になることは間違いありません。本セットメリットは箱だけで中味は単体発売品を集めて入れただけ。シュレックファンは1、2は既に持っていますので、箱欲しさにボックスに買い換えるのは酷です。ボックスにすれば売れるのでは?という安易なボックス商法が流行っていますが、もう少しユーザーのことを考えて欲しいと思います。 |
J-FRIENDS Never Ending Spirit 1997-2003 [VHS] |
やっぱり解散しても行われてしまったカウントダウンコンサート・・・そんな気はしてたんだけど、でも、やっぱりJ-FRIENDSはこの年に解散だったんだなぁ~ってこのDVDを見ると思います。 嵐や滝ツバやetc…後輩が出てくる中で、この13人が始めた活動の歴史が見れて、あの震災後に募金を集める姿が映った時にはちょっと気持ちが引き締まったりと、色んな歴史や過去を思い出せるホントのメモリアルでした。 注意深く見てるとそれぞれの性格や親密度がわかって楽しいかもです♪ |
Hard-boiled Wonderland and the End of the World |
翻訳の質はいいと思います。ただ、問題はオリジナルの部分がかなり削られてるということです(原作は二巻ですがこれは翻訳にもかかわらず一冊というところからもすぐわかりますが)。村上春樹の表現は、何気ない描写を細かくしつこく説明するところがありますが、それは翻訳には耐えられないのでしょう。ほとんどカットされてます。あと、地下道で太った女の子と歌うシーンなんかも全てカット。この辺は翻訳の限界を感じます。やはり、これは日本語が読めない人のためのもので、日本語が読めるならそちらをお薦めします。やっぱり全然違うと思います。 |
谷川俊太郎質問箱 |
糸井さんのほぼ日サイトで連載されてたものを本にしたようです。
読者から谷川さんに質問→谷川さんの回答。 こんな感じです。面白いです。 「えっ。そんな質問、谷川さんにしても…」 っていうのが結構あるから、面白い。 谷川さんのこと、大好きになりました。 すっごく素敵な人だと思います。素敵な人の中からでてくる言葉、発想なので、やっぱりすばらしいです。 最後の方で糸井さんとの対談があり写真も載ってたのですが、ほんとにもうおじいちゃんなんですよね。笑顔がすごく素敵です。 挿絵がまたかわいい。 そう、かわいい本です。 やさしい本です。 ぜひ、読んでみてください。 |
シロクマのことだけは考えるな! 人生が急にオモシロくなる心理術 |
大学の時に一般教養として習った心理学のおさらい。
監獄の囚人と看守になる、という実験で、 看守が凶暴になりすぎて中止、とか 某占い師(と本にあります)の「ズバリ」言うのは どうしてこんなに効果的なのか? 必ずしもTVの演出だけじゃないわよ、と いろいろ興味深い内容が・・・。 意外だったのは、カウンセリングを受ける人が 年収300万円と2000万円の二つの層に大きく分かれる、ということ。 そんな豆知識もありつつ、いろいろ楽しめます。 正直、じっくり何度も読み込まないと 「周りをコントロール」するまでは行かないかも知れませんが、 逆にいろいろなものにコントロールされないためにも、 一読をお勧めします。 口語でかあるく、読みやすいです。 |
封印作品の謎―ウルトラセブンからブラック・ジャックまで (だいわ文庫) |
現在ウルトラ1800シリーズと言う DVD が出ていてセブン12話は欠番なのですが「現在は欠番です」と書いてあります。いつの日か「12話がオフィシャルな形で復活する未来が来ます様に」と願っています。また怪奇大作戦の 24話欠番はマニアのビジネスが生んだ?可能性もあります。とにかく DVD は個人で鑑賞する物。円谷プロの英断を期待せずにはいられません!それが私の本音であり、本書著者の本音だと思います。 |
江戸橋慕情―研ぎ師人情始末〈9〉 (光文社時代小説文庫) |
“文教堂スタッフが選んだ!!大好きな文庫”の中に、この研ぎ師人情始末シリーズ第1作の「裏店とんぼ」が入っていました。読んでみると、続編も読みたくなってしまう不思議な魅力があり、結局第9作まで一気に読みました。時代小説としては、情景描写が平面的な印象を受けました。例えば屋外ならば、切絵図を見ながら書き写しているよう描写で、町中を行き交う人々の描写に乏しく、立体感に欠け、読者を江戸時代に引きずりこむような力強さは感じられません。しかし、物語の展開、話の運びが実に良く、先が気になってつい読み進めてしまう。そういう意味では、読者を引きずりこむ力を感じます。
本格的な時代小説としては難がありますので、星一つ減点しましたが、ストーリーテーリングはかなりの実力を感じて、星4つとしました。 先ずは書店で「裏店とんぼ」を立ち読みして、気に入りそうなら購入してじっくり読むというのは如何でしょう。本格派の時代小説を期待しなければ、かなり面白いと思います。 |
リトル・ポーラ・ベア しろくまラルス ラルス、どこへゆくの?編 [DVD] |
ほんとうにほのぼのして・きれいで・かわいくて・やさしさのある物語です。 普段は戦隊ヒーロー・テレビアニメに夢中の我が子も一度見ると『もう一回見る』と3回も続けて見ていました。こどもも見てうれしい。親も見せてうれしい作品だと思います。 |
沙羅曼蛇 ポータブル |
待ちに待ったというかついに沙羅シリーズもポータブルで遊べるようになったか・・・
との感が深い。一連のシリーズはともかく”グラ2”や”XEXEX”も収録されているのは嬉しい。 ゲームなら沙羅シリーズよりこれらの方を多く遊ぶほど。 それにサウンドテストが充実しすぎている。 沙羅やライフの未使用曲では少し前に出たCDでも収録されていない曲があったり、 沙羅2では未使用曲のPS、SS版のサウンドテストのみ聞けるバージョンと サントラCDでのみ聞けるバージョンがあったが、それらが全て収録されていたのは素晴らしい。 グラ2やゼクセクスのmidiバージョンもあり合計で100曲以上も楽しめる。 一生モノの価値があるので即買いだ! |
七人の侍(2枚組)<普及版> [DVD] |
1:良い点 1-1: 何度観ても面白く映像は美しい。 1-2: 刀身を白く飛ばして目立たせるのは白黒ならではでカラーでは再現出来ない。カラーで再現出来るのは刀ではなくCG加工のジェダイの騎士のライトセイバー。白黒では美しいだけでなく、土饅頭に突き刺した時の禍々しさもライトセイバーの比ではない。ライトセイバーでは人を切れそうに見えない。 1-3: オープンセットの作りの良さは見事と言う他無い。またこれ程美しいロケ地を現在見つけるのは不可能だろう。 1-4: 演技陣は改めて観ると三船敏郎の軽薄さと木村功の弱々しさが二つの錘になりバランスを取っている。三船に視線を奪われ勝ちだが木村も中々巧い。 1-5: 菊千代と与平を初め、農民と侍達との間で気持ちが通じ合うのに無理が無い。 この点からも脚本の良さが分かる。 1-6: 戦闘場面の迫力を生むのは実写の「真剣」さだ。あれだけの馬と人が走り回り転べば大事故になるから「真剣」にならざるを得ない。 それが農民、侍、野伏りの「真剣」で命懸けの戦いの映像になっている。 2:悪い点 2-1: ワイドサイズで撮って欲しかった。横に動く映像が多いからワイドスクリーンの方が絶対いい。『隠し砦の三悪人』を劇場で観るとよく分かるが、疾走する馬を流し撮りする場面は速さと迫力がスタンダードサイズと段違い。 2-2: 現存する録音では志村喬の声が軽い。一軍を率いる将の声ではなく、責任感等が弱い。北大路欣也や中村吉衛門の様な声が欲しい。 2-3: 菊千代が決戦を前に刀を鞘から抜き土に刺すのは素晴らしい演出だが、七郎次が何をやってると尋ね台無しになってる。 最も欠点が気にならない映画。是非御覧になって下さい。 |