MJM Foxey Fuzz
FOXEY MAGAZINE NUMBER 10 |
写真、色味、モデルの選択、すべてがFOXY独特の世界観で作られています。
実は、毎号、この写真の撮り方やシチュエーションには違和感を感じています。 それは、前田さんのあの誰をもハッピーにしてくれる笑顔が思い浮かばないからです。 前田さんが花畑や野原を麦藁帽子をかぶりながら黒のミニのワンピを着て走り回っている… そのままの格好で、夜はニューヨークのパーティで微笑んでいる… そんないつでも自分を楽しめる雰囲気をかもし出してくれるのがFOXYの洋服の私が持っているイメージです。 だから、カタログで見るよりもお店に行ったほうがグッと来ます。 でも、このカタログが好きなのは、前田さんの姿勢が全面に出ているアンケートのページです。ひとつひとつ寄せられた声を無視しない……これがFOXYのFOXYたる由縁といわんばかりの対応が快活で、安心させられます。 別のレビューではこのアンケートページの疑問がありましたが、FOXYファンにとって、前田さんの女性誌での連載以上に、FOXYとしての企業として裏切らない所信表明演説のようなもの。だから、私はFOXYが好きでいられると思います。 ブランドとして好き、それ以上にその企業の持っている姿勢が好き。こんな素敵なことを体験できるなんてなかなかありません。 アウトドアブランドでもそういった企業姿勢を全面に打ち出している会社があります。そういった企業にはおのずとファンができます。 FOXYのカタログのアンケートページはそういった、前田さんからの感謝であり、お詫びであり、願いであり、愛であると受け止めています。 さらに今回は、前田さんオリジナルのちょっと仕事に役立つ付録もついています。 |
FOXEY MAGAZINE NUMBER 9 |
秋冬物がいっぱいです。
これを見て気に入ったものがあれば即お店にいらっしゃることをお勧めします。 |
前田義子の京都案内 京都で品格を学ぶ旅 |
宿、お食事、観光、お買い物、そして旅のスタイルが、独特の美的センスで厳選され、まとめられた1冊。
美しい写真が見ていて楽しく、明日にでも旅行に発ちたくなる気分にさせてくれる。 薄いので持ち運びには便利そうだが、縦長なので、小さいバッグには入れづらいかも。 東京やニューヨーク編も発売されることを期待。 |